政岡憲三を蘇らせる(共催:東京国立近代美術館フィルムセンター)
11月4日(金)20:15~/シアター2
「日本アニメーションの父」、政岡憲三の代表作を一挙上映。
共催:東京国立近代美術館フィルムセンター
戦前の日本で本格的なトーキー漫画映画を手がけ、セル画を導入した政岡憲三。過去の本映画祭でも代表作『くもとちゅうりっぷ』の上映を行っています。本プログラムでは、その代表作を一挙上映。東京国立近代美術館フィルムセンター研究員による『くもとちゅうりっぷ』のデジタル化についてのトークに加え、『政岡憲三とその時代』(青弓社)で日本アニメーション学会賞奨励賞を受賞した萩原由加里氏による講演で、「日本アニメーションの父」を現代に蘇らせます。
上映作品
くもとちゅうりっぷ[デジタル復元版]
政岡憲三、日本、1943年、16分
桜
政岡憲三、日本、1946年、8分
難船ス物語 第壱篇 猿ヶ島
政岡憲三、日本、1930年、24分
トラちゃんと花嫁
政岡憲三、日本、1948年、15分
ゲストプロフィール
萩原由加里
日本を中心とするアニメーション史が専門。立命館大学非常勤講師。立命館大学大学院先端総合学術研究科表象領域一貫制博士課程修了。博士(学術 立命館大学)。単著に『政岡憲三とその時代 「日本アニメーションの父」の戦前と戦後』(青弓社、2015年)。最近の論文は「マルチプレーン・カメラの立体感がもたらしたもの」(日本アニメーション学会『アニメーション研究』Vol.16,No.2、2015年3月)
大傍正規
東京国立近代美術館フィルムセンター研究員
guest